踊って走って、秋をあつめて—0・1・2歳さんのスポーツと公園デー ぽかぽか保育園多摩平園

新しい振りでは、先生が「手はチョキ、足はトントン」と分けて伝えて、ゆっくり一緒に練習。「もういっかい?」と聞くと「うん!」と何度も挑戦。お友だち同士で向かい合って「いっしょ!」と声をかけ合い、動きをまねっこしながら同調の楽しさが広がります。休憩タイムには「のどかわいた?」と水分補給、先生が「ハアハアの呼吸、ゆっくりにするよ」と手をお腹に当てて見本を見せると「すー、はー」と真似っこ。音楽と動きが心地よくつながる、スポーツの豊かな時間になりました。

一方、公園チームの0・1歳さんは、地面の感触を全身で楽しむお散歩へ。先生が「どっちの道に行こうか?」と聞くと、1歳さんが「こっち!」と指で示し、0歳さんは先生の手をぎゅっと握って一歩ずつ。落ち葉を見つけた子に「どんな色?」と尋ねると「きいろ!」「ちゃいろ!」と元気なお返事。先生が「耳で聞いてみて、どんな音?」と誘うと、「カサカサ!」と足でそっと踏んで確かめます。拾った葉っぱを手のひらにのせて「ふわふわ?」と問いかけると、0歳さんがにっこりしながら指先でつんつん。季節の素材が、歩く・触る・聞くの入口になりました。

広場につくと、先生が「ここなら走れるよ。いち、に、さん…よーいどん!」と声をかけ、1歳さんが「きゃー!」と笑いながら走り出します。0歳さんは先生と手をつないで「とっとっと」と小走り、風を頬で感じてうれしそう。止まる合図で「ぴたっ!」と立ち止まる遊びも取り入れて、メリハリを楽しみます。ベンチの段差では「上る?回る?」と選択肢を示すと、「のぼる!」とチャレンジする子、「まわる!」と探検に回る子、それぞれのペースがすてき。先生は「足を見るよ」「手すりつかむよ」と声を添え、安全と挑戦のバランスを整えました。

今日のねらいは、2歳さんは音楽に合わせて全身で表現する楽しさを味わい、0・1歳さんは外歩きで足裏の感覚や心肺のリズムを育てること。幼児教育の視点では、ダンスでリズム・模倣・順序の理解、散歩で方向選択・停止と再開の切り替えを意識して取り入れました。乳児保育では、0歳さんの手つなぎ・速度調整・こまめな休憩で安心を確保。小規模保育の良さを活かし、個別対応保育で「走る」「歩く」「見るだけ」などその子の選びを尊重し、手厚い保育の体制で道路の動線や広場の見通し、転倒時の受け止め方まで先回りで支えています。

カリキュラムとしては、「音楽と身体表現」「季節の素材」「安全な移動と探索」を横断させ、同じ日に異なる場でも達成感が得られる設計にしました。合図のことば(よーいどん、ぴたっ)を繰り返し使い、日常のルールと言葉を楽しい体験の中で身につけています。活動後は「どの曲が好きだった?」「どの葉っぱがきれいだった?」と問い返して振り返り、言葉の定着を丁寧に促しました。
ぽかぽか保育園は、八王子市保育園・日野市保育園エリアから通いやすく、一時保育、病児保育、365日保育、手ぶら保育のニーズにお応えしています。毎日のブログでは、子どもたちの挑戦と成長の瞬間をわかりやすくお届け。採用をご検討の方には、音楽に合わせた指示語の出し方、散歩時の安全確認のルーティン、年齢差に応じた環境調整など、現場で活きる工夫を発信中。明日も、音楽で心を弾ませ、外の空気で体をのびのび動かし、子どもたちの「やってみたい」をまん中に進めていきます。


