こんにちは!調理師の平賀です。
今日のお給食の紹介です☆
~本日の献立~
・肉うどん
・南瓜の信田煮
・フルーツ(洋梨)
9月に入りましたね!まだまだ気温は高めですが、お給食は秋仕様で温かい麺のメニューからスタートです。
肉うどんは澄んだお出汁に仕上げるため、お肉野菜は別茹でして仕上げました。今日の麺つゆはしょっぱいつゆです。おうどんは同じメニューでもその月によって麺つゆの割合も違うので、また違った味わいが楽しめて飽きがこないようになっています☆
南瓜の信田煮(しのだに)の信田とは油揚げを指します。しのだうどん(きつねうどん)、しのだ寿司(いなり寿司)等と呼ぶこともあるそうです^^
甘辛味のお出汁をよく吸った煮物です。南瓜の甘さが良い感じに引き立って美味しいです!昨年のお給食では大根の信田煮も登場したことがありますが、個人的には南瓜の信田煮が一番美味しいと思います。
今日のおやつはオレンジゼリーと大学芋です☆
オレンジジュースをお水で伸ばしてお砂糖を加えているので酸味がマイルドになっています!
園のゼリーやプリンは全て寒天で作られています。寒天は一般的なゼラチンのゼリーとはまた違った食感ですが、豆乳を使ったものや、今回のオレンジゼリーはゼラチンに近い柔らかな食感に仕上がりました。何故だろうと思い調べてみると、どうやらその理由はお砂糖を加えるタイミングのようです。
寒天のレシピには「寒天をよく溶かしてからお砂糖を加えてください」というものと「お砂糖と寒天を入れて火にかけてよく溶かしてください」というものがあり、実はこのほんのちょっとの工程の差が仕上がりをガラッと変わるようです。
お砂糖と寒天をはじめから混ぜて溶かしたものは、寒天を溶かした後にお砂糖を加えたものよりも強度が硬く仕上がるようです。お砂糖の保水力による結びつきが強くなって硬く仕上がるようです。
また、お砂糖の量が増えるほど硬く仕上がるようです。この特徴を上手く活用すれば、自分好みのアレンジも聞くかもしれませんね☆