こんにちは!調理師の平賀です!
本日のお給食の紹介です!
~本日の献立~
・ご飯
・秋鮭の磯パン粉焼き
・切干大根の煮物
・すまし汁(長葱、ほうれん草)
・フルーツ(オレンジ)
~離乳食後期献立~
・粥・軟飯
・助宗タラとキャベツのくたくた煮
・すまし汁(ほうれん草)
・フルーツ(オレンジ)
今日は和食献立の日でした!
秋鮭の磯パン粉焼きはパン粉にあおさを混ぜたものをつけてオーブンで焼きました。パサつかずいい感じにしっとりに仕上がりました♡
切干大根の煮物は切干から良い感じに甘いお出汁が出ていたので、調味料のお砂糖を抜いて調味したのですが、今日は人参の割合が多かったのもあるのか、甘めに仕上がりました。
一応、調理中に味見をしながら様子を見て調味を加減するのですが、素材本来の甘味が引き立つ分には仕方ないですね、天然の甘味料です♡
今日は検食、保存食のお話。
安全な給食作りで欠かせないのが「検食」です。検食には二種類の意味があります。
一つは検査用保存食というものです。
これは、もし大規模な食中毒が発生し、給食による集団食中毒が疑われるときに、この検査用保存食を保健所に提出して検査します。
調理前の原材料のものと、調理後の食品をそれぞれ規定量とり、-20℃以下で2週間保存することが決められています。
原材料と調理後の物の両方とることで、原因がどこの時点で発生したのか判断できます。また、食中毒は即時性のものと、時間がかかるものと原因の物質によってかわるため、菌の繁殖が少ない温度で一定期間保管することが義務付けられているんです!
園でも2週間分の保存食がずらっと並んで保管されています
いつの食材なのか分かるように日付も記入してます☆
湿ってもはがれにくいマスキングテープは大活躍ですね^^
もう一つは、提供30分前に、献立一つ一つの味、見た目、温度、硬さ、異物混入の有無、色どりや、子どもの嗜好性にあった献立や調理法なのかを細かくチェックします。子どもたちに提供する前の最終チェックですね。
この時点で何か異常が判断された場合、給食の提供が中止されることもあります。
離乳、幼児食の品目すべてを検食してもらい、OKをもらってからやっと子どもたちに提供できます^^
調理師だけでなく、色んな方々の目があって安全なお給食は守られているんですね☆
この検食のお時間に、子どもたちの嗜好傾向の話や、調理の工夫などをお話して次回の献立や調理に活かしています。
今日のおやつはバナナおからドーナツでした♡
今日もたこ焼きプレートで焼いてみました。鈴カステラみたいでかわいいですね^^