こんにちは!調理師の平賀です。
本日のお給食の紹介です☆
~本日の献立~
・ご飯
・チキンソテー
・白菜とわかめのしらすサラダ
・味噌汁(なめこ、青梗菜)
~離乳食後期献立~
・粥・軟飯
・鶏肉と野菜のやわらか煮
・白菜とワカメのしらすサラダ
・味噌汁(青梗菜)
今日は前回と同じくお弁当箱で盛り付ける予定だったのですが、サラダを間違えてココットに盛り付けてしまったので、急遽プレートに変更しました☆
同じ献立でもお皿が違うとまた雰囲気がガラッと変わりますね^^
今日もサラダをボイルしたお出汁でお味噌汁を作っています!今日は白菜を使用していますので甘味のある仕上がりです☆
サラダの野菜のボイルは、入れる順番や切り方によって仕上がりの食感が同じようになるように調整しています。
そのため、少し手間ではありますが、葉の部分と茎の部分は分けてカットしています☆
*お給食風サラダのボイルのポイント*
お給食のサラダがおいしい!お家では食べないのに、、とよく感想を頂き非常に嬉しいです^^
給食調理でのサラダボイルは感覚を掴むまでは少し難しいですが、掴んでしまえば切り方や入れるタイミングなども簡単☆
コツとしては、硬い食材から順番に沸いたたっぷりのお湯の中に加えていくのですが、食材を入れる→温度が下がり沸騰が落ち着く→かき混ぜて再沸騰を待つ→沸いたら食材を加える。という流れになります。使用する食材や切り方によってボイルのベストタイミングは違いますが、短冊切りの人参や厚めに切ったキュウリなどの場合は指で挟んで少ししなりを感じるほどの弾力が付いた頃がベストです。少し硬く思えても、お給食の場合ドレッシング類も必ず全て加熱処理をしてから混ぜ合わせるので余熱で火が入ります^^
また、熱が入っている者同士の為、冷めていくたびに味が全体になじんでいきます。
今日の場合は、白菜の芯(繊維を断つように短冊切り)→白菜の葉(短冊切り)、乾燥わかめ(フープロであらかじめ細かくしておく)の順で加えました。しらすはボイルによるうまみの流出を防ぎたいので今日はドレッシングの方で加熱して合わせました。
葉物のボイル後はなるべく熱いうちに、ザルやお玉の背の部分を使ってしっかり水分を絞っておきましょう☆
ボイル後に流水で〆る方法もありますが、せっかくの旨味や栄養素が流出してしまうのであまりお勧めできません。色味を残したい食材のとき以外は温かいままの調理をお勧めします。
切り方やボイルのタイミングを変えれば、胡麻和えなどの和え物や、浅漬けなどにも応用できる技術なのでぜひお試しください^^
今日のおやつはサクサクお麩ラスクです☆
これ、とーっても美味しいんです!簡単に作れて軽ーく食べれちゃう、悪魔の食べ物です(笑)