こんにちは!調理師の平賀です!
本日のお給食の紹介です。
~本日の献立~
・ほうれん草のスパゲッティ
・南瓜の胡麻がらめ
・スープ(蕪、わかめ)
~離乳食後期献立~
・粥
・鶏肉と玉葱のとろとろ煮
・南瓜のマッシュ
・スープ(蕪、わかめ)
本日は麺のメニュー。なかなか珍しい、お醤油ベースの和風スパゲッティでした!
仕上げに麺にバターを絡めるのがポイントです☆
定番メニューな南瓜の胡麻がらめ、今日はいつものものとは作り方が違い、南瓜を片栗粉でまぶして焼いてからお砂糖や胡麻などを合わせた調味料を絡めて出来上がり。
焼いて仕上げているのでほくほく感が強めで食べ応えが出ました!
同じような食材や調味用でも、煮る、焼く、炒めるで全く違った雰囲気に仕上がるのが調理の面白さですね^^
今日はスパゲッティにたくさん入れたほうれん草のお話。
鮮やかな色味のほうれん草、その見た目通り緑黄色野菜の代表格で、栄養価も高くカロテンが豊富。
葉物のお野菜ですが、旬の時期は11月ごろから1月ごろと寒い時期に旬を迎えます。旬を迎えたほうれん草に含まれる栄養価は夏の収穫時のものと比べると3倍近く跳ね上がるものもあります!
根っこの部分が赤いのが特徴的ですが、この根の部分にカルシウムやマグネシウムが沢山含まれていますので、出来れば捨てずに活用したいですね。
ほうれん草には独特のえぐみがあり、子どもは食べづらい!と思う食材かもしれません。このえぐみはシュウ酸によるもので、結石の原因にもなる物質です。
えぐみを抑えるには、ボイル後はしっかりお水にさらしてあげる事が大切です。ソテーなどに使う場合など、ボイルせず生のまま使用する場合も、カットした後にお水にさらしてあげるとえぐみが抑えられます。
また、にがりを入れたお湯でボイルをするとシュウ酸とにがりが結合し別の物質になるので、えぐみのない美味しいお浸しが出来上がるようです☆