こんにちは!調理師の平賀です!
本日のお給食の紹介です!
~本日の献立~
・ご飯
・鶏肉の唐揚げ ブロッコリー添え
・切干大根と胡瓜のサラダ
・味噌汁(玉葱、豆腐)
~離乳食 中・後期献立~
・粥・軟飯
・鶏肉とブロッコリーのやわらか煮
・胡瓜と人参のサラダ
・味噌汁(玉葱、豆腐)
~今日の真剣野菜は 人参でした☆~
今日は唐揚げでした☆
園のお給食の唐揚げは揚げずに油を薄くかけてオーブンで揚げ焼きで作るのが定番なのですが、今日は油を一切引かないノンオイルで作ってみました。鶏肉から出る油で充分温度も上がりましたし、衣はカリっと仕上がりました。これからの時期はノンオイルで作ったものの方がしつこくなく食べやすいかもしれませんね^^
揚げ物は完了食に切り替わる1歳~1歳半頃には食べる事が出来る食材と言われていますが、私自身は衣や調理方法にもよるかな、と思っています。
コロッケやフライはバッター液(若しくは小麦粉+溶き卵)+パン粉を使用して調理しますが、どちらも油を吸いやすい組み合わせですので、片栗粉のみなどの唐揚げと比べると油の吸収量が多く高カロリーになりますし、油を多く摂取することになります。
乳幼児期は消化機能が未発達ですので、胃腸に負担がかかる消化しにくい物は避けたいですね。油は消化しづらいものです、少しでも油分が少なく仕上がるような調理方法を選ぶようにしましょう!
ちなみに、唐揚げ(片栗粉)<天ぷら(小麦粉+卵など)<フライ(バッター液+パン粉)の順で油の吸収率が高くなっていきます。
乳幼児期にはフライの衣は剥がすか焼きコロッケにしたり、揚げずにパン粉に油を混ぜ入れた物を衣付けして焼いて仕上げるなどが良いですね。”揚げ”と書かれている献立はこのように工夫して油の使用量を最小限に抑えてます^^
また、少量の油で揚げる浅油揚げよりも、たくさんの油を使用して揚げる深油揚げの方が油の吸収率が少ないんです。理由としては、油が多くある事で温度が下がりにくくなりますし、こまめに返したり触れる必要がなくなりますので浅油揚げより短時間で調理を終えることが出来ます。揚げている最中は油を吸収していますので、調理時間が短くなる分深油揚げの方がカロリーカットに繋がりますよ!