こんにちは!調理師の平賀です!
本日のお給食の紹介です!
~本日の献立~
・ご飯
・鮭のパン粉焼き 千切りキャベツ添え
・鶏肉と大根の炒め煮
・味噌汁(じゃが芋、わかめ)
・フルーツ(林檎)
~今日の真剣野菜は 人参でした☆~
今日はお魚献立でした!
お店の鮮魚コーナーを見ると、生で納品されている物と冷凍物、解凍して並べている物と色んな種類がありますよね。
お給食で使用するお肉やお魚は全て冷凍された状態で納品されます。納品された後は検温をし、適切な温度管理の元届いたかを必ず確認します。保管する冷蔵庫の庫内温度もチェックを行い、調理が開始されるまで温度管理をします。
温度管理といった点では生の物よりも冷凍物の方が管理がしやすく衛生的に保管が出来ます。安全性を重視するお給食にとっては重要な事です。
また、食中毒予防の観点でも一度冷凍することは大切な工程です。
ここ数年で周知されるようになりましたアニサキスによる食中毒は、-20℃で24時間以上冷凍することで死滅することが出来ます。食中毒の基本は十分な加熱であり、75℃以上1分以上(ノロウイルスは85℃以上必)の加熱で予防できるものが殆どなのですが、ヒスタミン食中毒だけは加熱による効果がなく、新鮮なうちに調理するか、急速に冷凍をし鮮度を保ちヒスタミンが出来る前に保存するしかありません。またヒスタミン食中毒は見た目や匂いの変化などがないので防ぐのも難しい食中毒です。
そういった点でも、冷凍のお魚を活用するメリットはあると思います^^
こぼさないように、自ら口元に手を添えてあーん!と食べていました^^器用ですね~!