こんにちは!栄養士の伊藤です!
本日のお給食の紹介です!
☆本日の献立☆
・ご飯
・豆腐と鶏肉の甘辛煮
・切干大根炒め
・味噌汁(さつま芋・花麩)
★本日の真剣野菜★☆いんげん☆
・♪・♬・ 本日のおやつ ・♬・♪
*ほうれん草の蒸しパン*
・・・今日のおやつのほうれん草の話・・・
ほうれん草にはえぐみを強く感じさせる「アク」が多く含まれます。
このアクの正体は、ほうれん草に含まれる「シュウ酸」という成分。
アクが残ったほうれん草は、えぐみにより料理の仕上がりを悪くしてしまったり、私たちの身体に必要のないシュウ酸を摂りすぎてしまったりするデメリットがあります。
そこでほうれん草は調理前に「アク抜き」という下処理を行います。
シュウ酸は水に溶けやすいため、アク抜きといえば「たっぷりのお湯で茹でこぼす」方法が一般的です。
鍋に沸かしたお湯で3分間茹でることで、簡単にアクを減らすことができます。
ただしアク抜きをしようと長時間茹でてしまうと、今度は火が通りすぎて食感が悪くなったり、水に溶けやすい栄養成分がどんどん流れ出たりしてしまいます。
シュウ酸を減らしつつ、食感や栄養価をできるだけ損なわないベストな茹で加減は「沸騰した湯に入れて2~3分程度」です。
ほうれん草に含まれるシュウ酸は摂取しすぎると結石を作り出すおそれがあることが知られています。
生で食べるのを避けるのはもちろん、ソテーにしたり、スープの具材にしたりする場合であっても、事前にアク抜きしてから調理に使うことをおすすめします。
少し手間に感じるかもしれませんが、アク抜きは大事です。