調理師の平賀です。
今日は、園で使用しているお弁当箱についてお話させてください!
お給食のブログにも、ほぼ毎日登場しているぽかぽかカラーのオレンジが可愛い保育園のお弁当箱。
色が可愛らしいからという単純な理由ではなく、実はいろいろな思いや事前調査、比較を重ねて選ばれたものなのです。
お弁当箱を横から見てみると、、、
高さの違う仕切りが入っています。
この仕切りをつかい、主食、主菜、副菜とそれぞれ分けて盛り付けることが出来ます。
一つ一つ、別の料理であるという事が一目で分かりやすくなっています。
そして縁が直角であることがお弁当箱を選んだ一番のポイントとなっています!
手首の発達がまだ未熟な1.2歳児頃は手首を返して食べ物をすくう動作がうまくできません。そのため、縁が直角であるとスプーンをすべらせてもちあげるだけでうまくすくうことができるため、食べやすくなります。
深さは3.5センチ、浅すぎない充分な縁がありますので、すくったはずみでお皿からこぼれづらい絶妙な深さです。
真ん中にしっかりした仕切りがありますので、例えば煮物のように汁っぽい献立の時も、零れてしまったり他のメニューに混ざることなく配膳できます。
こちらは肉じゃが
サラダを入れる時もあります。
普段はご飯が入ることが多いです
おにぎりを入れてみたり
形が決まっているものの、意外と自由度が高く便利なお弁当箱。
このまま持ち運んで、今日はお外でお給食にしましょう!なんて事も出来ちゃいますね^^