今日は言葉についてお話しさせて下さい!!
子どもが生後1ヶ月頃に発する言葉をクーイング
およそ1歳前後で最初に発することばを初語と言います。
初語の多くは「マンマ」「ワンワン」「ブーブー」などのように一つの単語であることから、一語文とも呼ばれます。
1歳前後で初語が出ても、すぐに言葉が増えるわけではないですね。しばらくは潜伏期と呼ばれる期間があって、2歳半くらいに爆発的に増えてくるのが一般的と考えられています〔語彙の爆発〕
言葉の獲得には言語的な環境、子どもへの関わり方が深く関係しています。
例えば、初語が出る前から、食事の時は「美味しいね」「人参だよ」おむつ替えでは「おむつ替えるね、きれいにするね」鼻を拭く前には「鼻拭くね」と声を掛けて、行動や子どもの気持ちを代弁することの積み重ねによって将来の語彙力に繋がっていきます。
私が個人的に意識しているのは子どもが「アーアー」と言いながらお花を指さししたら、まずは一緒にその花を見て〔共同注視〕「あっちにお花が咲いてるね」と言わず「お家の前に黄色いお花が咲いてるね」と声を掛けています。これ・それ・あれ・どれ〔こそあど言葉〕を使わないようにしています。しかし、意識していないと使っていることがあるので反省です😭
こうしたやり取りを繰り返すうちに、子どもは言葉を真似るようになります。それが、言葉の獲得につながっていくのです。
単語を組み合わせることができるようになると、「バスきた」「ママばいばい」のような二語文へと変化していきます。3~4歳頃になると、語彙数は1500~3000まで増加し、日常的な話し言葉がほぼ完成します。そして“相手の言葉を聞いて自分が話す”という会話のキャッチボールができるようになり、コミュニケーションの道具として言葉を使えるようになっていきます。
会話のキャッチボールで大切なのは
〇早く返事をする
「話しかけると相手から反応あった」「会話は楽しい」「もっと言葉を話したい」という気持ちを育みます。
〇言葉を短く
言葉を短くして、子どもに話す機会を与える目的があります。相手に一方的に話されて嫌な思いをするのは大人も同じですね。
〇ゆっくり話しかける
子どもにとって聞き取りやすい速度ではっきりと話す。聞き取りやすさというのは言葉の覚えやすさに直結してきます。
また、読書や絵本の読み聞かせも語彙力を高める方法です。
日常生活の中では触れることのない言葉や言い回しに触れることができ、さらに想像力も養われます。
ぽかぽか保育園で毎朝行っている国語の時間(登龍館)も同じく言葉や漢字の吸収に繋がる為、0歳児クラスから参加しています。
毎日、子どもたちの吸収力や記憶力に驚かせれる時間です😄
明日のぽかぽか日記もお楽しみに~♪