最近は、とっても暑い日が続いていますね。
保育園の子どもたちもなんだか少しお疲れ気味の子も…
暑い夏を乗り切る為に、看護師より熱中症対策のお話をしました。
暑いと汗が出るね。トイレに行くとおしっこもでるよね。
みんなの体の中には、お水が入っているんだよ。
どれくらいのお水が入ってると思うかな?
クイズ形式にしましたが、ほとんどの子は①に手を挙げました。
大人に出題すると⑤の少ないと思っている方が大半なので、すこし意外な結果になりました。
暑い夏の日、
ぼうしもかぶらないで、お水も飲まないで遊んでいると、どうなるかな?
「熱中症」という言葉。初めて聞いた子どもたちがほとんどだと思いますが、
真剣に聞いてくれていました。
特に気を付けて欲しいのが、お部屋の中での熱中症。
実は熱中症のうち、一番多いのは室内と言われています。
そして、体温調節機能が働きにくく、汗もかきにくく、もともとの水分量が少ない高齢者はとくに注意が必要です。
熱中症患者の半分は高齢者です。
えええ~
気持ち悪くなるの?頭が痛くなるんだって?
こわいな・・・・
どうしたらいいのかな?
「帽子をかぶる!」
「お水をたくさん飲む!」
3歳児さんからはすぐにお返事が返ってきました。
毎日の生活の中で身についているのかなと嬉しく思いました。
3番目に、「日陰で遊ぶこと!」もよく覚えておいてね
ふむふむ、なるほどね~
お水を飲むことが大切なことはわかったけど、どれくらい・・・?
えええ!こんなにたくさん!
乳児→(体重1㎏あたり)150ml
幼児→ 100ml
大人→ 50ml と言われてます。
10㎏の虹組さんの子で 100ml×15㎏=1500ml ということになりますね。
夏場はさらに汗でも水分が出て行ってしまいますので、意識して飲めるといいと思います。
大人の方も意識してお水を飲みましょう。
喉が渇いたなと感じる前がポイントです。口渇感を感じるときは、すでに軽い脱水状態になっています。
乳児は自分で「喉が渇いた」と伝えることができません。
そして、お年寄りの方は口渇感も感じにくくなっている方も多いので、時間やタイミングを決めて水分補給を行いましょう。
最後は、カラダのお水がなくなって熱中症になってしまったお友だちにお水を飲ませてあげました。
こんなに飲んだのに、まだ足りないの?
みんなにお水を飲ませてもらって、元気になりました★
お水を飲む大切さを感じてもらえたかな?
今年の夏は暑くなりそうですね。
水分補給をしっかり行って、暑さに負けずに元気に過ごしましょう。