セミナー ~尾木ママ流共感子育て~
先日、セミナーに参加させていただきました。
尾木 直樹 氏(尾木ママ)
~尾木ママ流共感子育て~
教育評論家
法政大学特任教授
臨床教育研究所「虹」所長
なんと最前列に座れました!尾木ママのお話内容を少しお話させていただきます。
・スマフォの扱い方
なぜ子供にスマフォを持たせるのか?理由は?
連絡を取るための手段。それであればスマフォでなくともいいのではないか?目的と手段が間違ったことになってませんか?
スマフォを持つのがダメではなく、うまく活用しましょう。
デメリット:いじめの原因、脳科学的にも数値化されて影響がある。視力の低下、感情のコントロール低下
海外では小学生のスマフォの使用を禁止している国もある。
人間の脳について
脳は2回変わる時期がある
1回目:4歳までの記憶が一度消える。何故なら新しい記憶を入れるため
2回目:12歳~22歳 ティーンズ脳とも呼ばれる。ホルモンの分泌も変わる時期でもある。脳が活発になり100倍の吸収。生まれてきてとても大切な時期
この一番大切な時期にスマフォを利用することによって心身共に疲れてしまう。
この内容を聞いてスマフォにしてもそうですが、
目的と手段を間違う事によってマイナスになってしまう事ってあるなと感じました。
・2歳までの抱きしめる効果
子供が泣いてるとき
昔:抱っこするな。抱き癖がつく
今:たくさん抱っこしなさい
このように子供が泣いてる時の対応も昔と今はではだいぶ変わってきてます。
出産後、赤ちゃんは初めての世界に出て不安で初めての肺呼吸をします。
ママの胸に抱かせ心音を聞くと泣き止むんです。それはお腹の中の安心、安全を思い出すからだそうです。
2歳までにたくさん抱っこしてあげてください。
ここはママがいて安心していいんだ!
2歳までに抱っこをたくさんしてあげるとオキシトシン=愛情ホルモンが分泌します。
女の子:少しの時間で分泌。また1日ぐらい分泌する
男の子:10分以上で分泌。50分で切れる
このように男の子は甘えん坊という言葉がありますが、オキシトシンの分泌するまで時間がかかるのと、分泌時間が短いということからそう思われがちなのではないでしょうか。
安心の場所ということから小学生の勉強スタイルも変わってきたようです。
昔は自分の部屋があり、そこで勉強をしてました。
今はリビング、キッチンカウンターなどで勉強する傾向があるようです。
東大合格者にもアンケート調査した結果、1位、2位にリビング、キッチンという回答だったそうです。
そしてママが笑顔であることが大切!
実験で0歳1歳児さんにおもちゃを出してママがニコニコしていると73%の子供はおもちゃを取りに行きました。
ママが怒った顔、不安そうな顔をすると誰もおもちゃを取りに行かなかったそうです。
笑顔だと挑戦してみよう!やってみよう!子供はそう思うようです。
大人の姿勢で子供は変わり、教育は無限に広がって行きます。
笑顔がある子育て地域関係、また私たち保育園としても子供たちのかかわりに笑顔が大切。
そして褒めてあげること。
他人と比べて褒めるのではなく一年前の子供と比べてほめて下さい。
小さな事でもいいです。たくさん食べれるようになったね。すると心が元気になる。
失敗しても大丈夫と声をかけてあげて下さい。
今回のセミナーを聞いて
保育園としても、母としてもとても勉強になりました。
子供たちといる時はどんな時も笑顔でいよう。
私の笑顔が子供たちを元気づけ、子供たちの無限を広げられるなんて幸せな事はないだろう。
そしてもっともっと抱きしめてあげよう。子供ともスキンシップ、スタッフ同士もスキンシップて大切なんだな。
人って笑顔でいるだけで自分も楽しくなれるし、見ている人も幸せになれる。そして笑顔を作り出すのは自分次第。
いろいろな事があるけど、それを乗り越えていく力を付け対処、対応していく。
その手助けをするのは笑顔なんじゃないかな?て最近思います。
とても勉強になり考える研修でした。