
畑の観察と児童館で楽しく体を動かしたよ ぽかぽか保育園多摩平園
今日のねらい
2歳児の虹組では、日々の育児における自然体験の一環として、ぽかぽか畑でサツマイモの成長を観察しました。子どもたちの好奇心を育み、植物の成長過程を実際に見て触れることで、感性を豊かにすることを目指しています。その後は、全年齢で近隣の児童館へ移動し、思い切り身体を動かして遊ぶ時間を設けました。ぽかぽか保育園では、室内外問わず様々な環境で遊ぶことで、子どもたちの運動能力や社会性を育む経験を大切にしています。小さな体で大きく成長する喜びを感じられる一日となりました。
活動内容
まず朝の活動として、虹組の子どもたちは畑へ向かい、植えたサツマイモの苗が大きく伸びている様子を観察しました。緑の葉が広がり、つるが伸びている様子を確認し、「大きくなったね!」と喜ぶ姿が見られました。子どもたちは真剣な眼差しで苗を観察し、中には雑草を見つけて「これいらないね」と抜く子も。その後、みんなで児童館へ移動し、幼児教育特化の視点から様々な運動遊びを楽しみました。足蹴りカーに乗ったり、平均台を渡ったり、ボール遊びをしたりと、それぞれが好きな遊びに挑戦する時間となりました。
子どもたちの様子
2歳児: 虹組の子どもたちは、畑でサツマイモの苗を熱心に観察していました。「あっ、むし!」と小さな虫を発見すると、少し怖がる子もいましたが、好奇心旺盛な子は近づいて観察。隣のスイカ畑を見つけると「これなあに?」と指でつついて確かめる姿も。児童館では足蹴りカーが大人気で、ホール内を元気に走り回っていました。印象的だったのは、順番を待っている友だちに「どうぞ」と足蹴りカーを譲る優しい場面。また、ボール遊びでは先生がボールを高く投げると、大きな口を開けて見上げる愛らしい表情を見せてくれました。平均台では先生と手をつないで渡り切った時の「やったー!」という達成感に満ちた笑顔が輝いていました。
0~1歳児: 青空組の小さな子どもたちは、バスの窓から畑の様子を興味津々で観察。真剣な表情で外の景色を楽しんでいました。児童館のホールでは、足蹴りカーに乗せてもらうと嬉しそうな表情を見せ、ボールを追いかける姿も見られました。特に印象的だったのは、ホール内を自由に探索する様子で、窓の外を眺めたり、柵の感触を確かめたり、カラーコーンに興味を示したりと、好奇心いっぱいの行動が見られました。おもちゃコーナーでは、おままごとセットを使って「どうぞ」と先生にご飯を作ってあげる可愛らしい姿や、絵本を熱心に見つめる集中力のある様子が印象的でした。日野市の選ばれる園として、一人ひとりの探究心を大切にしています。
今日のポイント・工夫
今日の活動では、子どもたちの自主性を尊重しながらも、生活リズムを整えるための工夫を行いました。例えば、お茶を飲むタイミングや座って話を聞く時間などを、「お茶飲もうね」「お話聞こうね」といった簡潔な声掛けで伝えると、理解して行動できる子が増えており、日々の成長を実感しました。また、児童館では異年齢児が安全に遊べるよう、0〜1歳児と2歳児のスペースを適度に分けつつも、交流できる時間も設けました。手厚い保育を心がけ、特に小さな子どもたちには常に保育者が寄り添い、新しい環境での不安を和らげるよう配慮しました。畑では観察だけでなく雑草抜きなど、子どもたちが参加できる簡単な作業も取り入れ、達成感を味わえるよう工夫しました。
保護者様への一言
本日は、畑の観察と児童館での活動を通して、お子さまたちの好奇心や社会性が育まれる素敵な一日となりました。特に2歳児クラスでは、友だちを思いやる姿が見られ、心の成長も感じられました。畑のサツマイモはすくすく育っており、収穫の日が楽しみです。ぜひご家庭でも「今日、何して遊んだの?」と聞いてみてください。思い出しながらお話してくれるかもしれませんね。明日のブログもお楽しみに!365日開所のぽかぽか保育園では、これからも子どもたちの豊かな経験をサポートしていきます。