葉っぱの音、芽の発見、かけっこ—0・1・2歳さんの公園と畑めぐり ぽかぽか保育園多摩平

1・2歳さんは畑へ。先生が「ほうれんそうの芽、どこかな?」と問いかけると、2歳さんが「みどり!」と指差し、1歳さんが「ちっちゃい!」と目を近づけて観察。「土はさらさら?しっとり?」と先生が触ってみせると、「つめたい!」と子どもたち。芽の数を「いち、に、さん」と数えてみたり、「葉っぱはまだまるい?」と形に注目したり、育つプロセスを言葉でなぞります。畑の端では「ふむ場所はここね」とラインを示して、「芽はおやすみ中、やさしく見るよ」と約束を共有。「いつ大きくなるかな?」と聞くと「あした!」とかわいい答え、先生が「毎日すこしずつね」と時間の感覚に橋をかけました。

その後は公園へ。先生が「走る道はこっち、石はどんな形かな?」と誘うと、2歳さんが「ながい!」、1歳さんが「まる!」と手のひらで確かめます。広場で「よーいどん!」と合図すると、「きゃー!」と笑い声とともにダッシュ。途中で「ぴたっ!」の合図を入れて、止まる・再開する切り替えも楽しみます。ベンチの周りでは「石は何個みつけた?」と数を意識した声かけ、「重い?軽い?」と持ち比べ。「坂はどうする?」の問いに「のぼる!」「まわる!」と自分で選ぶ姿がすてき。先生は「前を見てね」「靴はトントン」と安全と挑戦のバランスをとりながら見守りました。

今日のねらいは、0歳さんは落ち葉の音・感触にふれて外気の心地よさを味わうこと、1・2歳さんは畑で生長に気づき、公園で走る・拾う・数えるの体験を重ねること。幼児教育の視点では、五感の刺激、語彙の拡張(色・形・感触)、合図による行動の切り替えを意識しました。乳児保育では、0歳さんの手つなぎ・体勢の調整・日陰の休憩を確保。小規模保育の良さを活かし、個別対応保育で「見るだけ」「触る」「走る」「拾う」を自分で選べる環境に。手厚い保育の体制で、畑の保護ライン、公園の動線、坂や段差の安全確認を先回りして整えています。

カリキュラムとしては、「季節の素材にふれる」「育つものを見守る」「安全な移動と探索」の3本柱をつないで、一日の流れに学びと楽しさを埋め込みました。活動の最後に「どんな音がした?」「芽は何色だった?」と振り返りを入れて、小さな発見を言葉で確かめています。採用をご検討の方には、畑での環境設定(踏まないライン化)、合図語の統一(よーいどん/ぴたっ)、素材への声かけ例(色・形・感触)など、現場で活きる具体を共有しています。

ぽかぽか保育園は、八王子市保育園・日野市保育園エリアから通いやすく、一時保育、病児保育、365日保育、手ぶら保育の仕組みを整えています。毎日のブログでは、子どもたちの「やってみたい」をまん中に、季節や地域の資源を生かした一日をご紹介。明日も、公園と畑で新しい発見を見つけながら、安心して挑戦できる環境をていねいにつくっていきます。


