芽にお水、砂に挑戦—0・1・2歳さんの畑と公園デイ ぽかぽか保育園多摩平園

今日は2つのチームに分かれて活動。畑チームは、ほうれん草の芽の成長をみんなで確認しました。先生が「ちいさい芽、どこにいるかな?」と問いかけると、1歳さんが「ここ!」と指差し、そっと見つめます。

「葉っぱ、ちょっぴり大きくなったね」と声をかけると、2歳さんが「おみずあげる!」とやる気満々。毎日水やりができないので、ペットボトルの給水器を使って継続サポート。先生が「今日は、このペットボトルにお水を入れて、少しずつ飲ませてあげよう」と説明し、「こぼれないように、ゆっくりね」と合図すると、「ゆっくり〜」とまねっこしながら慎重に注ぎます。「成長しますように」とみんなで手を合わせ、最後に土の湿りを一緒に触って確認。「しっとり!」「つめたい!」と感触のことばが広がりました。

公園チームは、段差のある砂場が今日の冒険フィールド。先生が「ここはよじのぼるエリア、ここはつくるエリア」と分けて紹介し、「登る人は順番ね、作る人はここでどうぞ」とお約束を共有。「いいよ」「ぴたっ」「ゆっくり」の合図で切り替えを楽しみます。

段差に挑戦する子もいました。先生たちはひやひやしつつ、見守りながら支えます。できた!の達成感に喜ぶ0歳さん。

砂場では手で触ってみたり、払ってみる感触遊びを楽しみました。段差をテーブル代わりにし、お店屋さん遊びをしていました。

今日のねらいは、畑では成長の気づきと世話をする実践、公園では全身運動と素材遊び、そして合図での行動切り替えや「どうぞ」「順番」の社会的やりとりを育てること。幼児教育の視点では、水・光・土の関係、大小・数・色のことば、問題解決(どこに足を置く?どうすれば形になる?)への試行を大切にしました。乳児保育では、0歳さんが安心して参加できるよう、手つなぎ・手添え・短時間の集中で、成功体験を小さく積む設計に。小規模保育の良さを生かして、個別対応保育で「見る」「触る」「注ぐ」「登る」「つくる」を子どもたちが選べる活動構成にしています。手厚い保育で、畑の給水器の安全確認、ペットボトルのキャップ管理、砂場の動線分けを事前に整えました。

ぽかぽか保育園のカリキュラムでは、季節の自然体験(畑・公園)を日々の遊びに組み込み、感覚・認知・社会性を横断して育てています。活動の最後には「芽はどうだった?」「砂で何を作った?」と振り返り、今日の気づきを言葉にしました。採用をご検討の方へは、合図語の統一、年齢別の役割設定、道具の安全運用と見通し提示の手順をチームで共有し、誰が保育に入っても質が揃うしくみを整えています。

ぽかぽか保育園は、八王子市保育園・日野市保育園エリアから通いやすく、一時保育、病児保育、365日保育、手ぶら保育の仕組みを整えています。毎日のブログで、子どもたちの小さな発見と大きな成長をていねいに発信。明日も、畑や公園、保育室でのさまざまな活動を通して、子どもたち一人ひとりの「やってみたい」に寄り添いながら、遊びと学びをやわらかくつないでいきます。
