ぽかぽか日記

においのふしぎを探ろう—サイエンス+ ぽかぽか保育園多摩平園

今日は保育室でサイエンス+。ネギ、たまねぎ、にんにく、にらを並べて「どんなにおい?」を確かめました。



先生が「まずは遠くからクンクンってしてみよう」と声をかけると、2歳さんが嗅ぐ前から顔をしかめて「やだ〜!くさいにおい?」と身構え。「ちょっとずついこうね、いやだったら離れてもいいよ」と個別対応保育で安心の選択肢を伝えます。1歳さんはネギを前にして「なにこのにおいー!?」と笑って面白反応。「おもしろいね、どんな感じ?」に「くさい!」と即答。0歳さんは先生と一緒にそっと近づき、「少しだけね」と言いながら、手を添えて空気だけ嗅ぐ体験からスタートしました。

素材に触れる前に、先生が「においの強さを手で表してみよう、弱いはちいさな手、強いは大きな手」と提案。2歳さんが「にんにく、でっかい手!」、1歳さんは「ねぎ、ちいさ手!」と比べることに夢中。「むしって確かめたくなったら、一本だけ、そーっとね」とルールを伝えると、「一本ね!」とまねっこ。にらを少しむしると「わ、においが出た!」。先生が「むしると細かいところからにおいが空気にまざるね」と短い言葉で仕組みを紹介し、「においが強くなる前と後、どっちが好き?」に「前!」「後!」と好みも分かれました。



0歳さんたちも挑戦!ネギを触って確かめて、見て体験をしました。
ニラに驚く0歳さんの姿が微笑ましかったです。0歳さんには、「においのとおりみち」を目で見えるように手をあおいで風を作り、「風で運ばれるね」とイメージを共有。1歳さんは「クンクン」「ふんふん」とリズムで嗅ぐ遊びにして、においの強弱の切り替えを楽しみます。2歳さんは「においメーター」を指で作り、弱→中→強の3段階で自己評価。「いまは真ん中!」と自分の感じ方を言葉に。「つーん」「あまい」「くさい」「おいしそう」と、表現のバリエーションも増えました。先生が「お料理のとき、どのにおいがすると食べたくなる?」と問いかけると、「たまねぎ!」「にんにく!」と好きがはっきり。「じゃあ、においがしたら『近くにお料理がある』ってわかるね」と生活と学びの橋渡しをしました。

今日のねらいは、においの強弱・好き嫌いを安全に確かめ、感じ方を言葉にすること。幼児教育の視点では、比較(弱い・強い)、分類(葉もの/球根)、因果(むしる→においが強くなる、距離が近い→感じやすい)を小さな実験で体験しました。乳児保育では、0歳さんのペースに合わせて距離・時間・量を調整し、嫌がるサインにすぐ応じる個別対応保育を丁寧に。小規模保育の良さをいかして、子どもたちが「嗅ぐ/見ているだけ/触る」を自分で選べる環境を用意。手厚い保育で、食材は少量、むしるのは一本、手洗い・テーブル清拭まで見通しを共有しました。

カリキュラムとしては、感覚統合の一部である嗅覚をテーマに、ことば(つーん、あまい、くさい)、量(弱・中・強)、距離(近い・遠い)の3軸で遊びながら学ぶ構成。最後に「今日はどのにおいが好きだった?」「次は何のにおいを探したい?」と振り返り、次回はハーブや柑橘も予定に入れてみようと話しています。採用をご検討の方へは、サイエンス+の運営手順(導入→安全ルール→小実験→言葉の共有→片付け)と、年齢別のサポート方法をチームで共有し、誰が入っても安定した体験が提供できるようにしています。

ぽかぽか保育園は、八王子市保育園・日野市保育園エリアから通いやすく、一時保育、病児保育、365日保育、手ぶら保育の仕組みを整えています。毎日のブログでは、子どもたちの「おもしろい!」を見える形で発信。次回のサイエンス+も、におい・色・形など多角的な感覚を通して、遊びと学びをやわらかくつないでいきます。

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