どんどんひろがる公園あそび ぽかぽか保育園多摩平園
今日は保育室で身支度を整えてから公園へ。先生が「今日はどんな発見があるかな?」と声をかけると、子どもたちは「いく!」と元気いっぱい。道のりでは「葉っぱいっぱい」「きいろい!」と季節の色にも気づいていて、到着する前からわくわくがふくらんでいたよ。

まずは石を木の枝で叩いて、太鼓みたいな音探し。先生が「どんな音?」と聞くと、2歳さんが「コツコツ!」、1歳さんは「トン!」とまねっこ。0歳さんは先生と一緒に枝をそっと持って「ちょん」と触れてみると、小さな音に目がまんまる。先生が「ちいさい音だね」と返すと、にっこり笑ってもう一回。強く叩きすぎないよう「そーっとね」「石さんにごあいさつ」の短い合図で、自然にやさしく関わる姿が見られました。

切り株ではお店屋さんごっこが始まりました。2歳さんが石や葉っぱを並べて「いらっしゃいませ!」、先生が「なに屋さんですか?」と尋ねると「ラーメンやさん!」と即答。1歳さんが葉っぱを差し出して「どうぞ」、先生は「みそラーメンください」「はいどーぞ」とやりとり。0歳さんは並ぶ様子をじっと見て、手の届く葉っぱを指でつまみ、先生が「ならべる?」と問いかけると「ん」とうなずいて横に置くことができました。

探検チームは大きな石を発見。「おっきい!」と1歳さん、先生が「どうやって動かす?」と聞くと「よいしょ!」とみんなで手を添えま
す。でも動かないと分かると「ここに座る」とアイデアを切り替え、ひなたのベンチみたいにしてひと休み。石の上にどんぐりを乗せて「ぽん」、0歳さんは落ち葉を手でたどって「しゃかしゃか」と音を楽しむ。自然の素材に触れながら、手先と耳と目の感覚が連動していく時間になりました。

先生と子どもの会話を少し。「この葉っぱなんの色?」「きいろ!」「指でつんつんしてみる?」「うん、つん」。太鼓遊びでは「小さい音にしてみよう」「ちいさい!」「次は大きい?」「ドン!」。お店屋さんでは「いらっしゃいませ」「こんにちは、ケーキください」「はい、どうぞ」「ありがとう」。短い言葉のキャッチボールで、場面ごとの関わりがすっとまとまっていました。

保育室に戻ってから、見つけたものをみんなで振り返り。先生が写真を見せながら「石はどんな音だった?」と問うと「コツコツ」、葉っぱは「しゃかしゃか」。0歳さんは写真を指差して「ん」と声を出し、1歳さんは「これ、ぼくの」と記憶をつなぎます。2歳さんは「ならべたらおみせになった」と経験をことばで整理。園のカリキュラムでは、自然探索(素材の感触・音)、コミュニケーション(ごっこ遊びのやりとり)、構成遊び(並べる・分類する)をつなぎ、幼児教育の基礎である「見る・試す・伝える」を小さく重ねました。

乳児保育では、安全な範囲での探索を保証し、ひざや抱っこを安全基地に。個別対応保育で驚きや疲れのサインにすぐ気づき、活動の切り替えをていねいに行います。小規模保育の強みは、子どもたちの変化に合わせてペースを微調整できること。手厚い保育で、石ひとつ、葉っぱ一枚の体験も大切に育てています。手ぶら保育の準備で外遊びの導入もスムーズ、365日保育の運営でご家庭の予定に寄り添います。

日野市保育園や八王子市保育園をお探しの方へ、ぽかぽか保育園の毎日のブログでは、一時保育・病児保育に関する考え方や園の様子も分かりやすくお届け中。採用をご検討の方には、自然遊びの安全配慮、合図の統一、振り返りの共有まで、誰が入ってもぶれない運営のフレームが整っています。公園での小さな発見を、次の活動につなげる仕掛けも一緒に設計しています。

最後に今日のハイライト。「いらっしゃいませ」が自然の中で生まれ、「コツコツ」の音が耳に残り、「しゃかしゃか」の葉が指に心地よかった。子どもたちの目が光る瞬間を、これからも大切に拾い上げていきます。明日もまた、ちいさな探検に出かけよう。
