スプーンの持ち方🥄
今日はスプーンの持ち方の3ステップについてのブログです!
普通食が始まると、自分でスプーンを持って口に運ぶことが始まりますね!
まずは上から持ち🥄
指先の動きの分化が未熟だったり、指先の力が足りず、
手を上向きに返す動作もまだ自然ではないために、自然な形としてこの持ち方をするのです。
スプーンを上から握り肘を曲げたり、腕全体を動かす形でどうにか口元に持っていこうとします。
一度試しにご家庭の皆様もやってみてください!
実際にやってみると意外と難しいです(笑)
なので上手くごはんをすくえなかったり、こぼしたりしても仕方がありません。
まずは子どもが「スプーンで食べてみたい!」という気持ちを尊重してあげましょう!
次に下から持ち 🥄
スプーンを自分でも使うことが定着してきたら、
時々上から握っている手を返して、下から握れるようにしてあげてください。
最初はいつの間にか上から握りに戻っていると思いますが、
子どもの機嫌を見ながらできる時に下から握りになるようにしていきましょう。
反対の手をお皿にそえることを一緒に教えると効果的です。
この頃には、発達としては手首(肘から先)を内側から外側に反す動作ができるようになっているはずです。
もしどうしても下から握りを嫌がったり手首を反している様子が無い場合には、
まずはその発達を遊びで促してあげましょう。
「キラキラ星」のお歌は手首を繰り返し反すので、楽しみながら発達を促すことができます!
最後はえんぴつ持ち🥄
鉛筆や箸の持ち方が苦手な子はこのスプーンの鉛筆持ちの練習が不足している可能性も考えられるほど、
基本的な持ち方です。
鉛筆持ちでは下から持ちで会得した手首の反しを使いながら、
スプーンの柄を人差し指で下から親指で上から挟み、残りの指は軽く握っています。
鉛筆持ちは子どももご家族の皆様も気長に練習しましょう(笑)
ここでは指先の動きの分化や力が必要になります。
そうした練習としてはブロックなどの玩具を少し小さいものにかえることが有効です。
手の全体で握っていたブロックから誤飲の危険のない程度に
手先で扱うブロックに変えていきましょう。
粘土遊びも握力や手先の動きを活性化させるのでおすすめですよ。
食事は毎日のことですので、成長がよくわかりますね!
焦らず子どもの成長に合わせたステップで楽しい食事の時間を作って下さい♡
ご家族の皆様がニコニコして楽しくしている姿が
子どもにとっても一番の活力になりますよ♡